最終更新日 2024年11月22日 by akasak
- 目尻の細かいちりめんじわや頬の乾燥小じわや口元のほうれい線がどんどん深くなっていき笑うことを躊躇してしまう
- 黒色化した老人性色素斑や広範囲に散りばめられている雀斑のせいで顔色が暗くなりカバー力に優れたコンシーラーが手放せない
- 全体的に皮膚がたるんできてブルドッグフェイスになり窪んだまぶたや緩んだ輪郭や横に張り出した頬骨や下がった口角が際立つ
- 乾燥と脂性が同居する混合肌でTゾーンは白っぽい思春期ニキビが出来てフェイスラインには赤みを帯びた大人ニキビが多発する
- 乾燥に伴うくすみをカバーしようとして明るめの色のファンデーションを選ぶと灰色っぽい肌色になってしまう
など、年齢肌にまつわる悩みがありスキンケアの見直しが必要だなと感じている女性は多いのではないでしょうか。
そんな女性の強い味方となり肌トラブルと肌悩みを一気に解消してくれるのが、ただ単純に潤いを与えるだけではない付加価値の高い保湿クリームです。
目次
保湿クリームの種類
保湿クリームには様々な種類のものが存在しますので、肌質や肌状態やトラブルや悩みに応じてベストなものを見つけましょう。
ペプチドクリーム
表情じわや小じわや乾燥小じわなどが気になる女性におすすめなのは、潤いをプラスしながらしわを目立たなくさせるペプチドクリームです。
ジェルやミルクのようにみずみずしいテクスチャーでのびが良いタイプよりも、濃密で油分を多く含むこってりとしたテクスチャーで皮膚の表面にしっかりととどまるタイプを選ぶのが良いでしょう。
美白成分が配合されたものを選ぶ
色素沈着が進んだニキビ跡や紫外線ダメージで増える老人性色素斑などのシミに悩まされているなら、トラネキサム酸やビタミンC誘導体やコウジ酸やハイドロキノンなどの美白成分が配合されたものを選ぶべきです。
夜のお手入れでは出来てしまったシミにアプローチできるタイプを使用し、朝のお手入れではシミが出来ないように予防するUVケアタイプを使用するのが理想的です。
ハイドロキノンは漂白作用がある最強の美白成分で、含有量が多ければ多いほど美白効果もアップしますが、作用の強力さゆえに赤みやピリピリ感などの症状が出てしまう人もいます。
刺激を受けやすい敏感肌で強めの美肌成分に弱い方は、顔に塗る前に腕や脚に塗ってみて安全性を確認してから使うのが安心です。
エイジングケアタイプ
たるみ肌でフェイスラインの緩みやほうれい線や毛穴の開きなどが気になっているなら、エラスチンやコラーゲンが高濃度で配合されたリッチなエイジングケアタイプに頼るのがベストです。
コラーゲンやエラスチンは25歳頃から徐々に減り始め、ハリやふっくら感や弾力やツヤ感が失われていきます。
その状態に骨や軟骨や靭帯や筋膜や筋肉などの組織の衰えが加わると、たるみの悩みはさらに深刻化します。
マッサージも出来る保湿クリーム
マッサージも出来る保湿クリームを選んで、リンパマッサージをしながらリフトアップさせるという方法も効果的です。
クリームの量が少ないと、マッサージをした際の摩擦ダメージでメラニン色素が黒色化してシミが出来てしまうという二次的なトラブルに発展します。
リンパマッサージをする場合は、滑りを良くするためにクリームをケチらずにたっぷりと塗るのが鉄則です。
油分を含まないジェルタイプ
潤い不足を感じているけど、皮脂の分泌量も多めで油分が多いクリームを塗るとベタついてしまうという悩みがある方は、油分を含まないジェルタイプを選べば大丈夫です。
ジェルタイプは保湿力が弱いというイメージを持つかもしれませんが、丁寧に重ねづけすれば表面に潤いベールをとどめておくことが出来ます。
油分たっぷりのバームっぽい濃密なクリームは重ねづけに不向きですが、化粧水感覚で気楽に潤いチャージが出来るライトな使い心地のジェルなら、乾燥が気になったときにその都度チャージすることが可能で便利です。
顔全体が脂っぽい脂性肌やTゾーンだけがテカる混合肌の方の救世主となり、水分だけを効率良く補うことが出来るというのがジェルの強みです。
低刺激で肌を優しくいたわる無添加タイプ
アレルギー体質やアトピー性皮膚炎やゆらぎ肌や敏感肌で、化粧品に含まれる化学的な添加物が大敵という方は、石油系界面活性剤や紫外線吸収剤や合成香料などの添加物が一切含まれていない、低刺激で肌を優しくいたわる無添加タイプを選ばなければなりません。
まとめ
年齢肌の悩みはほったらかしにしておくと一気に加速してあっというまに根深い問題へと発展しますので、なるべく早い段階でエイジングを食い止めることがアンチエイジングにおける最大のテーマです。
シワやシミを消すのは簡単ではありませんが、出来ないようにしてエイジングが進むのを遅らせることは比較的簡単です。
コラーゲン・セラミド・エラスチン・ヒアルロン酸などの美肌を構成するのに必要不可欠な成分の減少が始めるのは20代後半頃で、それを実感し始めるのは30代半ば頃からです。
30代になったらアンチエイジングを意識したスキンケアに切り替えて、保湿力を高めるためのお手入れに力を入れるべきです。