ボランティア活動を行う際に注意したいこと

1.ボランティア活動を行う上で注意しなければならないこと

近年では日本の各地域でも、地震をはじめとした自然災害が多発しています。

このような災害が発生した場合には、災害に見舞われた人たちが、自分たちですべてを復興に導くことは不可能と言えるでしょう。

このようなときにボランティア活動したいという人が、全国各地から集まります。

確かにボランティア活動は非常に良いことと言えますが、ボランティア活動を行うに当たり、様々な注意点を守らなければなりません。

これからボランティア活動を行おうと考えているのであれば、事前にどのようなことについて注意しなければならないのかを把握したうえでおこなうようにしましょう。

ボランティアはあくまでも個人の意思に基づいた行動であり、無理をして参加する必要はありません。

参加することも参加しないことも個人の自由となりますが、この日に行くと言いながらもその約束をすっぽかしたり、仕事を引き受けたのにもかかわらず、その仕事を途中で放り投げたり、連絡もせずに急にやめてしまうなど、このような行動を行う人がいるのも事実です。

このような行動が、ほかの人に迷惑をかけてしまうのは、簡単に予想できることでしょう。

自分から参加する、やるといったからには、責任が生じることになります。

参加することを約束したのであれば、それを待っている人は必ずいて、無責任に放り出すことによって活動を取りまとめている団体の信用性にかかわることにもなります。

約束を守ることは当たり前のことであり、万が一何らかの事情でキャンセルをしなければならないとなった場合には、できるだけ早く連絡をすることは最低限のマナーと言えます。

2.ボランティアにも守秘義務があり相手を尊重しながら行動する

そしてボランティアだからと言って、何をしてもよいというわけではありません。

必ずボランティアにも守秘義務があります。

例えば名簿を目にすることもあったり、アンケートの結果などを目にすることもあることでしょう。

チェックポイント
このようなものはすべて個人情報であり、取り扱いを慎重に行わなければなりません。

活動の種類によっては、災害に見舞われた人から、深刻な相談を受けることがあるかもしれません。

これらについても軽々しく口にすることはあってはならないことです。

ボランティア活動を行うに当たり、相手が喜んでくれていることを実感できることは、大きな喜びの一つとなることでしょう。

しかし中には押し付けになっていたり、自分たちがやってあげているんだという上からの目線になっていないかどうかを注意しなくてはなりません。

時にはこのような状態に自分が落ちいてないかどうかを、自問自答することも必要となるでしょう。

相手が喜んでくれているはずだという思いが強くなった場合には、自分がボランティアをしてあげているんだという上からの気持ちになってしまったり、自分の方が立場が強いのだと勘違いしてしまうことにもつながります。

相手が何を求めているのか、そしてどう考えているのかを尊重しながら行動することが求められます。

そしてボランティアを引き受けたからには、一生懸命何かをやらなくてはならないと思う人が多いかもしれませんが、時には待つことも重要です。

3.ボランティア活動で大切なのは協力し合うこと

例えば障害を持つ人のケアを行ったり、高齢者の介護を行うなど、例えば誰かがしてあげることよりも、自分でできることを待つことが必要なこともあります。

おしゃべりに付き合うことは一見無駄なことに思えるかもしれませんが、このようなことを大切にしなければならないケースもあるでしょう。

反対にボランティアが何でもやってあげてしまった場合には、身体機能を使う機会が減り、反対の結果を生むことにもなります。

一番大切なことは必要な時に手を差し伸べることであり、時には相手のペースに合わせて待つ姿勢が重要なこともあります。

このようなことが最優先されることが、仕事との大きな違いと言えるでしょう。

そして場合によっては活動にのめり込んでしまった場合には、何でも自分で抱え込んでしまう人も出てくるかもしれません。

仕事をこなすことができずにパンクをしてしまい、最悪の場合には燃え尽き症候群に陥り、活動ができなくなってしまうこともよくあるケースです。

このような状態に陥れば、周囲には大きな迷惑がかかることがわかります。

ボランティアは互いに支え合うものです。

一人で頑張り過ぎてしまうのではなく、本当に無理だと思ったことは、ほかのボランティアの人たちに助けてほしい、手伝ってほしいと言えることも、これから活動を長く続けていく秘けつと言えるでしょう。

ボランティア活動を長く続けたいと思うのであれば、そのテーマに興味関心を持ったり、問題意識を持つことは必要不可欠と言えます。

しかし思いが強すぎるあまりに、周囲が見えなくなってしまったり、他人の言葉に耳を貸さずに一人で頑張ってしまう人が見られるのも事実です。

このような独り善がりの行動は迷惑につながります。

大切なことは参加する人同士が歩調を合わせたうえで、協力し合うということです。

協力し合わなければ、活動をスムーズに進めることは難しくなります。

 

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参議院議員や都道府県知事は日本国民で満30歳以上であることが条件です。

その任期は衆議院議員は原則4年で参議院議員は6年とされています。

基本的には立候補は衆議院議員なら25歳以上、参議院議員では30歳以上の日本国民なら立候補できますが、立候補時には供託金が国会議員で300万円必要とされています。

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国会議員の主な仕事内容とは

では国会議員になるとどんな仕事を行うのでしょうか。

国会議員の仕事は法律を作り、予算を決定し、内閣総理大臣を選ぶということが挙げられています。

これらは国会議員の重要な仕事で、法律を作ることを立法といいます。

立法の仕事は時代とともに変わっていく環境に合わせ、国民が生活しやすいよう様々な法律を整備したり改定していくという仕事になります。

インターネットなどの新しい仕組みに対応しながら法律整備を行うということなどがあります。

また、法律の中には制定されてからずいぶん時間が経過しているものもあります。

そのような法律を現代社会に対応できるようにアップデートさせるために改正するということも国会議員の仕事なのです。

国際情勢に合わせて周辺諸国の動きや変化などを基にしながら法整備を検討していくのです。

さらに、日本の経済発展のための政策や、その政策を実行可能にしていくための予算決定なども国会議員の仕事といえます。

国内外に日本が抱える課題があり、数も多いのです。

そのような課題を解決するための施策を実行可能なものにしていくための仕組みづくりなども必要です。

その方法を探すために専門家から意見を聞いたり勉強会などが開催され、それに参加することも政治家の仕事といえます。

ハードなスケジュールを政治に対する情熱をもって活動している政治家たち

では政治家はどのような1日を過ごしているのでしょうか。

1日のスケジュールでは、基本的に勤務時間ははっきり決まった規定というものは設けられていないといわれています。

予定によっては早朝から会議などがあったり、試演会などで夜遅くまで予定が決まっている場合もあります。

国会の会期中であるのかどうかということも一日の予定に大きく関わります。

また、選挙期間中などは支援者のところを訪れたり、駅前演説やビラ配りなどを行うためとてもハードなスケジュールをこなしたりしているのです。

通勤や通学の人が多い朝の時間帯に駅で演説をしたり、それが終わると党本部へ行って会議や委員会に参加し、午後からは来客対応や支援者の会合へ出席し、自宅に帰るのはとても遅くなってからという場合も多いのです。

しかし、そんなにハードなスケジュールをこなせるほど政治に対する情熱をもって活動をしているというのが政治家なのです。

政治家に向いている人とは

ではこの仕事にはどんな人が向いているのでしょうか。

この点については、まずは政治に対する情熱や熱意がある人という点が挙げれます。

政治家は国民や市民たちから選ばれます。

選挙で選んでもらったのですから国や県、市などのために選んでもらった人が選んでよかったと思えるような仕事をするということが期待されているのです。

人々の期待と思いを背負ってきちんと仕事に向き合える人がこの仕事に向いているといえます。

また、そのため、責任感のある人がこの仕事に向いているといえます。

公費を適正に使い、人のために働ける人が信頼されるのです。

また、正しい判断ができるということも必要とされています。

いろいろな人から話を聞き、要望や意見などに耳を傾け、それを良い方向へと方向づけていくということを判断しながら行っていくことが必要です。

これらのことがこの仕事にはとても重要だといわれているのです。

冷静に物事を捉え、どのようにすることが最もよいことなのかということを判断できる理性のある人がこの仕事には向いているということなのです。

そして、この仕事に就くためには国民や市民の期待を実現できるビジョンをもち、多くの人の意見を聞きながらそれを良い形で実行していくことができるような全体的なバランス力や実行力なども必要といえると畑恵氏は言及しています。

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