最終更新日 2024年11月22日 by akasak
一般論ではありますが、いわゆる若者の方がセックスに対して強い関心を示します。
10代後半から20代は、男女を問わず最も恋愛を楽しむ時代です。
特に男性はその時期が最も多感な時期であり、本能的にセックスの事を多く考えてしまいます。
綺麗な異性とセックスを楽しみたい、健全な青年ならこういった考えが常に脳裏を過ぎっていて当然です。
男性の本能としてセックス欲は深く刻み込まれており、個人の性格に関係なく、心身共に健康な10代から20代であれば、恋人や意中の女性とベッドを共にしたいと、無意識的に考えてしまっています。
性欲は人を含む全ての動物が自然と抱える純粋な欲求です。
言わば食欲や睡眠欲に近いものであり、それを全く所有しない男性はいません。
子孫繁栄のために男性の脳にセックス欲は言わば必要不可欠な要素です。
一方で女性の方も男性並ではありませんが、一定程度の性欲を自然と持っています。
個人差が男性よりも大きいですが、健全な若い女性であれば、男性同様に意中の男性やボーイフレンドと、ベッドを共にしたいと、普段から無意識に考えてしまうのが普通です。
それこそ愛する男性に抱かれたいと感じるのが女性脳の本能です。
相手する男性の子供を授かりたいと本能が女性の心に語りかけ、特に女性は生理の周期によっては男性以上にセックス欲が高まる事が多いです。
健全な若いカップル、若い夫婦が同じ屋根の下で生活をすれば、自然と肉体関係へ発展します。
愛する男女同士が文字通り寝食を共にすれば、むしろセックスをしない方が不自然とも言えます。
セックスは不道徳な行為だと、日本ではしばしば語られますが、動物的本能に基づいた、非常に尊い欲求であり、人の場合であれば生殖行為だけでは無く、男女間のコミュニケーションとしても役立っています。
人は他の動物とは違い言葉で意思疎通を出来ます。
しかし、時には言葉だけでは伝わらない感情を、異性に伝える必要があり、そのための手段としてセックスはまさに最適です。
ただ一方で昨今、問題視されているが若い世代のセックスレスです。
体力と性欲が高く安定している20代のカップル、そして夫婦がなんと逆にセックスレスになりやすい時代になって来ている、そんな指摘があります。
実際にその問題を抱える若い世代が近年増加してきており、離婚の原因や不妊の原因として、深刻な社会問題と化しています。
健全な若い男女であれば、文字通り毎晩のようにセックスをするのが普通です。
また現にそういったアクティブな性生活を送っている若いカップル、夫婦も珍しくありません。
しかし、一方で最近の若者は非常に多忙です。
いわゆる長時間労働とサービス残業が、企業によっては完全に常態化しています。
サラリーマン男性が午後5時にきっちりと退社出来たのは、随分の昔の話です。
彼氏や夫の帰りが夜の10時以降になれば、物理的に体力的に、セックスをする余裕がありません。
また昭和の頃は若い世代でも、男性が正社員でバリバリ働ければ、女性側はいわゆる専業主婦として家庭に入れました。
しかし、昨今の若い世代は前代未聞の低賃金状態であり、男性だけの稼ぎだけは家庭生活が成り立たず、女性も正社員として働くパターンが大半です。
男女共に多忙で、なおかつ深夜遅くまで仕事に追われるため、同じ屋根の下で生活していても、物理的に一緒に居られる時間が非常に少なくなって来ています。
更に男女ともに日常の仕事で疲労困憊になっており、帰宅と同時に食事とお風呂の作業するだけで精一杯です。
スポーツではありませんが、体力と時間がある程度必要なセックスまで、スタミナとモチベーションが回らないため、肉体的には若いにも関わらずセックスレス状態に陥るカップルと夫婦が近年急増中です。